コラム

印刷営業という仕事

営業部

ミニトマト収穫皆様こんにちは、幸田シャーミンです(古い)。
今回は当社の営業部について紹介したいと思います。

営業部の仕事の第一は、お客様(出版社)の訪問です。当社は創業80年以上の印刷会社ということで、古くから付き合いのあるお客様が数多くあります。
訪問の際は、校正刷り(ゲラ)を届けたり、また赤字の入った戻しゲラを引き取ったり、他にも印刷までのスケジュールを打ち合わせたりと、仕事内容は様々です。
そんな中で営業部員が常に意識していることは、いかに多くの印刷の仕事をお客様からいただけるか、中でも特に売れ筋になりそうな(重版が多くかかりそうな)本の印刷をいただけるか、ということです。
もちろんお客様側からすれば、当社以外にも印刷会社は多くあり、なかなかそう都合よく当社だけを向いてはくれません。そんな中どうすればお客様が自分の方を向いてくれるのか、各部員は日々知恵を絞っています。常日頃からの人間関係がものをいうからです。
他にも社内では、色校や一部抜きの確認したり、見積り書や請求書の作成など意外と(?)デスクワークも多いです。また場合によっては、印刷工場まで直接印刷物を見に行くこともあります。
また、時にはお客様からの要望で、普段よりもタイトなスケジュールをこなさなくてはならない場合も出てきます。その際も、プリプレスや印刷などの他部署の社員と話をして円滑に仕事を進められるようにする、根回し力(?)も必要です。ここでも先程同様、社内での人間関係が大切になってきます。
そういう点からも、営業という仕事は、人間関係に始まり人間関係に終わる、と言っても過言ではないかもしれません。

営業部が他の部署と異なる一番の点は、各部員ごとに毎月の売上の数字目標(ノルマ)が決められていることです。各部員が自分の目標数字を達成することで、結果営業部全体の目標達成、ひいては会社の売上に関わってきます。部員の行動結果が、会社の業績そのものに関わってくるので、責任は重大です。
……とこう書くと、壁に部員全員の売上実績のグラフが貼り出され、ダメ営業マンが上司に罵倒されるような、殺伐としたシーンを想像されるかもしれませんが、そんなことはなく、各部員同士協力して、和気あいあいと仕事をしています。
もちろん、皆やるときはちゃんとやりますよ。

営業部・中山

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