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検索順位に影響する「Webの表示速度」を改善する(2018年2月26日配信)

クロスメディア部

◎ コラム ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
検索順位に影響する「Webの表示速度」を改善する
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Webサイトを運営する上で気になるのは、やはり検索の順位。

GoogleやYahooなどの検索でなるべく上位に表示されることで、
ユーザーがWebサイトに訪問する確率が高くなります。

Internet Marketing Ninjasの2017年の調査では、
検索順位1位で21.12%、2位で10.65%、3位で7.57%、
それ以下は2~5%程度のクリック率です。

検索の2ページ目以降は、これ以下のクリック率となりますので、
10位以内(1ページ目の表示)はもちろん、
なるべく高順位を達成することが、検索エンジンからの集客に貢献します。

検索の順位を上げるためには、
「SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)」
の作業が必要です。

昔は、ページ内に検索キーワードをたくさん埋め込んだり、
業者にお金を払ってリンクをたくさん貼ってもらうことで、
上位表示が達成できる時代もありました。

しかし、現在のGoogle検索は、コンテンツ重視でページを評価したり、
AI(人工知能)などを利用して専門性や信頼性を評価していますので、
「ユーザーにとって使いやすいサイト、役に立つサイト」
でないと検索順位は上がりません。

このような流れを受けて、最近ではSEOに代えて
「SXO(Search Experience Optimization、検索体験の最適化)」
という言葉が使われるようになっています。

ここ数年のGoogle検索のさまざまなアップデートや機能強化は、
まさにSXOに主眼を置いています。

楽して順位を上げることができなくなり、
コンテンツの充実度とユーザー満足の高さが評価され、
検索順位を決定するようになったのです。

さて、検索エンジンからの評価を高める方法のひとつとして、
Webサイトの表示を速く(軽く)することがあげられます。

表示速度が速いことは、ユーザー体験がよいといえるからです。


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□ SEOに直結する、ページの表示速度と改善方法
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Webサイトの表示速度の改善のために、
Googleは「PageSpeed Insight」という診断サイトを用意しています。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

WebサイトのURLを入力すると、表示速度や最適化状況を分析し、
問題のある箇所について「最適化の提案」を表示してくれます。

よくある最適化の提案には次のものがあります。

●画像の最適化
画像の容量は、表示が遅くなる大きな要因のひとつです。

大きい画像は容量が大きい傾向があるので、
画像のサイズを小さくしたり、圧縮率を上げることで、容量を小さくします。
お知らせやニュースリリース、ブログなどで毎日のように公開する画像も、
普段から容量を最適化した上でアップロードするように心がけましょう。

なお、ここ数年で高精細なディスプレイのデバイスが
広く普及したため、実際に埋め込むサイズよりも
大きな(2倍程度の)画像を使うケースも増えています。

たとえば、見た目としては1,200pxでも、
2,400pxの画像を読み込ませると、
高精細なディスプレイで見たときやズームをしたときでも
ドットの粗さが目立たず、きれいに見えます。

ただし、この場合も最適化を徹底することが大切で、
1,200pxの画像よりも圧縮率を上げるなどして、
なるべく容量が小さくなるように工夫します。

●HTML、CSS、Javascriptを縮小する
画像と同様に、HTML、CSS、JavaScriptといったデータも、
無駄なスペースや改行が含まれていることが、
表示速度を遅くする要因となります。

これらを圧縮するために、
Googleではさまざまなプログラムを提供しています。

詳細は「リソース(HTML、CSS、JavaScript)を圧縮する」を
確認してみてください。

https://developers.google.com/speed/docs/insights/MinifyResources

●サーバーの応答時間を改善する
サーバーやネットワーク構成に問題がある、
海外のサーバーを使っている、重いプログラムを動かしている、
ある曜日のある時間帯にアクセスが集中してしまうなど、
サーバーの応答が遅くなる原因はさまざまです。

もしサーバーエラー(500 Internal Server Errorが代表的)が
よく表示されるのであれば、
サーバー管理者と相談して改善点を探ることが必要です。


これらの対策を少しずつでも行うことで、
Webサイトは明らかに速く表示されるようになります。
ユーザーの不満やストレスも減っていくでしょう。

Googleは今年の7月から、ページの読み込み速度を
モバイル検索での順位決定の要素とすると明言しています。

つまり、読み込み速度が遅いサイトは
検索順位が下がってしまう恐れがあります。

SEO上も、ユーザー体験としても、
スマートフォン対応が大切なのは当然ですが、
コンテンツの充実をはかりながら、かつ、
表示速度が遅くならないように工夫する必要があります。

上記のほかにも、Webサイトを最適化するヒントがたくさん得られますので、
ぜひ一度PageSpeed Insightを試してみてください。

自社サイトだけでなく、他社のサイトも調べられます。
体感的に表示速度が速いサイトを調べてみると、
いろんな発見があるかもしれません。

ご不明の点がありましたら、弊社にお問い合せいただければ、
対応・解決いたします。

ぜひお気軽にご相談ください。


▼参考
Google Organic Click Through Study for Summer 2017 by Internet Marketing Ninjas

https://www.internetmarketingninjas.com/additional-resources/google-ctr-white-paper.htm

▼参考
PageSpeed Insight

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

▼参考
検索結果1位のクリック率は17.16%、ロングテールはCTRが高い ?  CATALYST調べ
https://www.suzukikenichi.com/blog/top-organic-serp-listing-gets-17-16-percentage-ctr/

▼参考
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/01/using-page-speed-in-mobile-search.html


萩原印刷株式会社 クロスメディア部
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