コラム

子どもの言葉の発達

製造部

我が家には小学二年生の女の子と2歳になる男の子がいます。
上の子は自分の意志を言葉にして伝える事ができますが、下の子はまだまだ簡単なおしゃべり程度。
気に食わないことがあると今も泣いて感情を伝えることが精一杯な様子。

「くるま」「でんしゃ」「パパ」「ママ」など簡単な言葉がメインです。使い分けも実に大ざっぱで車輪がついている乗り物はだいたい「でんしゃ!」と呼び、「パパ」「ママ」「ジィジ」「バァバ」も全て混ざったような発音で父・母・祖父母を呼びます。(私は父ですが、たまにジィジと呼ばれます)

それでも数ヶ月前に比べれば語彙もかなり増え、こちらの呼びかけにもなんとなく理解を示し始めてきたように思います。
嬉しいことに、帰宅するとリビングの扉を壊れるんじゃないかと思うほど豪快に開けて「おかえり〜!!」と出迎えてくれます。
疲れて帰った日には癒やしの瞬間です。

ちなみに親によっては子どもの1〜2歳くらいの年齢での言葉の発達を気にする方が多いと聞きました。
保育園などで同じ年齢の子が喋っているのにうちの子はまだ何も喋れないなど、比較する環境があることで不安を感じる親御さんもいるそうです。
何かの文献で目にしたのです、幼少期くらいからの語彙力と小学校以降の学力の差は関連があるとかで、語彙力が高い子は先生の説明を理解する力が高いので、「新しいことを知るのは楽しいことだ」と学習にますます意欲的に取り組むようになる傾向にあるそうです。

でも私は子どもの成長は個人差があって当たり前だと思っており、気にしたことは今まで全くありません。
成長のスピードはその子それぞれで、個人差ではなく個性だと思います。
誰かと比較してもしょうが無いこと。勉強だって出来が悪くても別にいいとさえ思ってます。
ちょっと前まで「あー」「うー」しか言えなかった子が今ではこちらが分かる言葉を発しています。それで十分です。

今日も元気に上の子とケンカして、たくさん泣いたり笑ったり、大好きな「でんしゃ」のおもちゃを投げつけ、我が家のリビングの床を傷つけていることでしょう。
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