コラム

手軽で楽しくて綺麗!シルクスクリーン印刷

営業部

シルクスクリーン 印刷をご存じでしょうか?
シルクスクリーンとは、シルクを張った板に印刷したい絵柄を写して版をつくり、インクを擦り付けて刷るものです。
ステンシルとシルクスクリーンはよく似ていますが、ステンシルは写したい絵柄を切り取って型紙をつくり、そこにエアブラシで吹き付けたり、スポンジなどを使ってパッティングしたりしてインクを入れていきます。
シルクスクリーンはステンシルよりも絵柄の自由度が高く、シルクにインクを乗せたい箇所にインクを通す穴を作り印刷をするという、孔版印刷になります。(孔版印刷…版にインクを付けて印刷をせず、版自体に穴をあけて、そこからインクを擦り付ける印刷方法)

220627-1使用する道具220627-2このように版を作れば後はインクを擦り付けるだけ。
犬のイラストの部分はインクを通しますが
背景の黄色っぽくなっているところは膜があり、
インクは通しません。


ステンシルやシルクスクリーンは誰でも簡単に、しかも仕上がりが綺麗にできるので、一度やってみると結構ハマってしまったりします。印刷の対象も紙や布など様々な素材に印刷が可能で、例えばTシャツやエコバッグに自分で書いたイラストやロゴを印刷し、オリジナルグッズを作ることもできます。インクは、水性、油性とあり、ベースの素材やインクの質感(見え方)で選んで使用することができます。

シルクスクリーンを使ったもので、1つ紹介したい本があります。『夜の木』という、インドの絵本です。
黒地に鮮やかな木の絵が描かれた『夜の木』ですが、この本は全てハンドメイドになります。手漉き紙にシルクスクリーンで一枚ずつ刷られていて、製本は全て手製本で、インドの工房で作られているそうです。ページを捲るたびに鮮やかで繊細な木の絵が本当に美しく芸術的ですし、製本もしっかりしていて技術の高さも伺えます。手漉きの紙ということもあり、ところどころ繊維が出ていたり、触れると凹凸を感じたり、触っても楽しいところも魅力です。

220627-3そしてこの本のもう一つの魅力が、版ごとに表紙の絵柄が違うというところです。
現在10刷まで出ていますが、全て違う絵柄の表紙で、どの絵柄もみんな綺麗で素敵でした。もし詳しくこの本について知りたくなりましたら、タムラ堂さんのホームページを見てみてください。今年の秋に11刷も販売されるようなので楽しみです。

今回はすごく簡単にですが、シルクスクリーン印刷についてお話ししました。いかがでしたか?興味を持っていただけましたか?今はわかりやすい動画も出ていますし、キットも売っていますので、自分のイラストなどを、本やバッグ、Tシャツにして楽しんでみてください。夏休みの工作にもおススメです。
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