コラム

遠野だより 第2回「遠野物語」

製造部

岩手県遠野市の遠野事業所よりお送りします「遠野だより」の第2回目です。
冬場は岩手県でも特に多くの雪が降る豪雪地帯の遠野ですが、ちょうど今頃の季節は日中であれば本社のある東京とさほど変わらない位の気温になり、普通に暑いです。ただ、日が暮れると20度以下になりとても涼しく、そのまま朝の8時・9時くらいまでは暑さから解放されます。

そんな遠野の涼しい夕べを、先週末の土曜日、アツい4人のおじさん達がやってきてホットにしていきました。
その4人のおじさん達とは、あんべ光俊with飛行船です。
あんべ光俊with飛行船※写真の真ん中があんべ光俊さん(G&Vo)。右端が、飛行船の萩原誠さん(Bass兼弊社代表取締役社長)。 あんべ光俊さんは、1970年代に飛行船というグループでデビューしたミュージシャンで、当時、「遠野物語」や「しょうよう歌」といったシングルレコードをヒットさせました。そうです。あんべ光俊さんの「遠野物語」という曲が、遠野の町では誰もが知る故郷の歌なのです。「遠野物語」は柳田国男だけではないのです。東北のソウルミュージックはここにあったのです!

遠野の町に恋人を置いて旅立ったこの唄の主人公は、昔を思い出しながら、

「あの町に帰りたい あの頃をやり直したい
今でも残っているだろか 古い曲り家よ」

と故郷の町と恋人の事を思います。

事業所のすぐ近くのあえりあ遠野というホテルで開催されたこのコンサートでは、2時間程の本編ステージとその後の1時間半の交流会の間で「遠野物語」が4回も演奏されましたが、何回聞いても飽きない超名曲なので、ぜひ機会があったら聞いてみてください!

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