コラム

銭湯とサウナ

営業部

皆様、銭湯やサウナには行ったことありますか?
昨今、とてつもなくサウナが流行っております。
サウナには発汗作用による美容効果や、血行促進によるコリ・腰痛の緩和が期待されており
健康ブームと相まってサウナー(サウナを趣味としている人)の人口も増加しております。

古くからサウナを設置している銭湯、サウナブームに乗っかりリノベーションを行い綺麗なサウナ設備を整えた銭湯もここ数年たくさんあります。
また、プライベートサウナと称し、一棟まるまる個室サウナを配備しているビルや、持ち運びができるテントサウナなるものがある。
最近では、サウナ活動いわゆるサ活を中心に、サウナ施設に行く事を目的とするサ旅、
サウナ後にいただく食事サ飯などなど。とにかく「サ」をつけがち。世はサウナ乱世である。

私は、10年程前から銭湯の魅力にハマり、よく銭湯に行っております。
今、住んでいる街も銭湯文化が強く、近所に多くの銭湯が点在しているし、前に住んでいた街も銭湯文化が強く、日頃からお世話になっていた。
元々は銭湯に行ってもお湯に浸かりに行くだけでしたが、5年程前に友人の誘いでサウナに入ってみた。最初はハッキリ言って全く良いと感じませんでした。
100℃近くに蒸された部屋に入り息苦しさを感じつつ7~10分(個人差による)ジッと耐え、サウナ室を出たら15~20℃の水風呂に浸かる。身体が悲鳴を上げるに決まっていますよね。
何が楽しくてこのような苦行をしなくてはならないのだと思っていました。


しかし、ある日、それは突然やってきたのです。

いつも通り、渋々サウナに付き合っていた時、そこのサウナ室はそこまで温度が高くなく、
私でも「案外イケるな」と思い、いつもより多い時間に入り、その後、ほどよく冷えた水風呂から桶で水を被って汗を流し水に浸かった。キンキン過ぎず良い温度感だった。
水風呂から出て椅子に座って休憩していたところ、首の付け根から後頭部、そして脳がグワ~ン、グニャグニャ~という感覚に落ちた。なんだこれ~と思い3分程経過したら、身体がシャキッとなったのです。いわゆる「ととのった」という状態です。

サウナに行かれている方、自分は違うぞと思っている方もいるかもしれません。
けど、人それぞれ、「ととのった」の基準が違うかと思います。
ただ、私はその時味わった感覚が、きっと私の「ととのった」なのでしょう。

一種のトリップ状態。あの感覚、今でも忘れられないです。
そして、それはサウナ室が熱ければ熱いほど、水風呂が冷たければ冷たいほどトリップ状態が強くなることに気が付いたのです。
今の時期は外気浴も抜群。心地よい風を裸一貫で感じることができます。

あのトリップを味わい、サウナに病みつきになってしまいました。
また週末も、お気に入りの「ほった湯」へ行き、身体をととのわせた後、大衆酒場に入って自分の足で帰れるだけの酒を飲みに行きます。


【ほった湯】
東京スカイツリーライン 西新井駅から徒歩7分にある
最近、リノベーションしてサウナに力を入れた銭湯です。
アンビエントミュージックが流れるサウナ室、定期的なオートロウリュ(アロマ水で良い
香り)、1時間に1回アウフグース、水深160cmの水風呂、開放的な外気浴スペース。
とてもオススメです!!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加