コラム

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Googleのモバイルファーストインデックスから半年、スマートフォン化の進み(2018年12月27日配信)

クロスメディア部

◎ コラム ◎ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スマートフォン利用者の増加~サイトを見るものから生活に欠かせないものへ~
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スマートフォン利用者数は年々増加しており、
Youtube利用者の9割がスマートフォンから見ているという統計もあります。

こういった利用者の広がりを受け、Googleは「モバイルファーストインデックス」
というスマートフォンのページを基準に検索順位を決定する仕組みを
今年の3月に始め、まもなく9ヶ月が経とうとしています。

スマートフォンは当初Webサイトを見るものだけでしたが、
今や支払い機能や多くのアプリなど、私たちの生活に欠かせないものに変化しました。

これを受けて日本でも主要な企業は軒並みスマートフォン化が進んでいるという現状もあります。

実際に日経225に選定されている企業だけでも、2015年は50%程度だった対応サイト数が、
2018年8月には86%にまで増えています。

利用者の方は、2017年卒業予定の大学生・大学院生ではスマートフォン保有率97.4%、
国内全体でも6,752万人が利用しているという調査結果があり、
シニア層にも普及してきています。

今や「スマートフォンでも見られる」ではなく、
「スマートフォンで見るのが当然」の時代になったと言えるでしょう。


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□スマートフォン化のメリット~デザインを生かす方法と再デザインの方法~
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スマートフォン化するメリットは第一に利用者が便利になることです。
PC版だけでは文字や画像が小さく表示されてしまい、
小さな画面で見るにはストレスになります。

弊社の顧客でもYoutubeなどSNSから集客した場合、
スマートフォンの利用率が高い傾向にあります。

検索順位については当初、大きな変化が予想されていましたが、
実際には変化はするもののそこまで大差はないようです。

スマートフォン化するには、現状のPC版サイトのデザインをそのまま活かす方法と、
レスポンシブ対応と呼ばれる新たにデザインし直して色々なサイズの画面に合わせる方法
があります。

後者の方が費用や時間はかかりますが、全体の統一感がとれるのでお勧めです。

具体的なメリットとしてWebサイトを構築してから時間が経過し、現在は使っていないデータを掲載していたり、レイアウト変更も検討できることが挙げられます。

なお、PC版の内容が多いからとスマートフォン版で表示内容を減らしたりすると、
Google検索の減点対象になると言われているので注意しましょう。

何故ならスマートフォンの普及が進んで、スクロールさせて文章を読むことに抵抗が
なくなってきたと言われているからです。

つまり、利用者のページ滞在時間が長くなることで、利用者がコンテンツに集中していると考えられ、
商品の魅力を伝えるチャンスでもあります。

弊社では既存のサイトをスマートフォン化することはもちろん、
PC版を含めたデザイン変更も承っています。

お見積を出すことから始めますので、ぜひご相談ください。



▼参考
Yahoo! JAPANとGoogleの利用者数は6,600万人超【ニールセン調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2018/08/01/30068
世界主要企業サイト/国内主要企業サイト スマートフォン対応調査 2018年8月版
https://at21.jp/web/topic/topic33.html
「2017年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査」を発表
https://www.mynavi.jp/news/2016/02/post_10835.html
50歳以上のスマホの利用者数は1年で27%増加、全体の37%を占める~ニールセン 年代別のスマートフォン利用状況を発表~
https://www.netratings.co.jp/news_release/2018/06/Newsrelease20180626.html
萩原印刷株式会社 クロスメディア部
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