コラム

グリーンプリンティング

製造部

 グリーンプリンティング工場認定制度(GP工場認定制度)は、認定基準に基づき客観的な審査によって環境配慮された印刷工場を認定する制度です。
 弊社では平成23年にグリーンプリンティング工場としての認定をいただきました。この認定を維持するためには3年に1回更新審査があります。今年はその更新審査の年にあたり、間もなく審査をむかえます。

 審査は受注から納品まで、本づくりの各工程でどれだけ環境に配慮した生産活動をおこなっているかの判断基準となる「グリーン基準」に沿っておこなわれます。

・営業の工程で言えば、どれくらいお客様に環境配慮基準に該当する製品を提案したか
・プリプレスで言えば、校正をどれくらいデジタル化したか、CTPは100%リサイクルできているか
・印刷で言えば、環境に負荷のかかる有機溶剤の使用をどれくらい抑えているか、損紙などのリサイクル率の計測、再生循環資源を利用した用紙を使用しているか
・表面加工、製本加工では、機械の環境負荷低減がどれくらいできているか
・納品で言えば、アイドリングストップや低公害車の導入や包装資材のリサイクル

 上記の項目は各工程の一部をかいつまんだものですが、ほかにも様々な基準をどれくらいクリアしているかを証明していかなければなりません。そのために用意するものとしては、取引業者様との契約書、マニフェストや納品書など、こちらも多岐にわたります。

 こういった取り組みで、認定を更新できたあかつきには、弊社で印刷した製品には環境に配慮した印刷物として下記のようなマークを刷り込むことができます。

グリーンプリンティング  詳しくは、https://www.jfpi.or.jp/greenprinting/をご覧ください。
 今後も高品質かつ環境にやさしい製品を提供できるよう全社を挙げて邁進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

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