コラム

季節外れの…

製造部

あなたは秋の夜長をどのようにお過ごしでしょうか?
私はこんな風にして過ごしてみました。

私は普段は立ち入らないさまざまな廃墟や、心霊スポットに行くことが好きで、これまでにも夏季休暇などを使って足を運んできました。

その夜、向かったのはあるトンネル。
すでに使われなくなって久しいその場所には、車で直接行くことができず、トンネルまでは徒歩で行くことになりました。

時計の針は午前一時半を回り、雨が降ったわけでもないのにしっとりと濡れた道を、ライトの明かりを頼りに一人進んでいくと、その先にぼんやりとその入口が浮かび上がってきました。

トンネルの中は外の空気より一層ひんやりと湿っていて、埃っぽくも感じました。
見ると、壁のコンクリートはところどころ剥がれ、中のレンガむき出しになっています。長さも20mほどと、端から端へとものの数分で歩いて行くことができるほど短いものでしたが、それでも足元の石の転がった音や声も結構響き、トンネルの中にいることを実感させてくれました。

聞いたところによると、天井近くのシミが、まるで人の顔のように見えるとのこと。
ライトを頼りに、それを探すことにしたのですが、結局見つけることはできませんでした。

そうこうしているうちに二時を過ぎ、さすがにそろそろ帰ろうと思い、トンネルの入り口やトンネルの中で数枚の写真を撮り、車までの虫の声しかしない鬱蒼とした道を戻りました。

後で写真を確認してみると、ちょっと不思議な光景が映っていました。

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季節外れですが、ちょっとしたスリルを味わうことができました。
あなたは、どんな夜を過ごしますか?
K・Y

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